ダイキンのエアコン掃除のやり方!自分でも真似できるプロのクリーニング方法

スイッチを入れた瞬間、もわっと広がるイヤな臭い!エアコン奥に見える黒いカビ汚れ!
「今年こそはエアコンの掃除をしよう!」「面倒くさそうだしやり方は?」「掃除用洗剤は何を使えばいいの?」
「待てよ!エアコン掃除はできると思ったけど正しいやり方がよくわからない?」という方は意外と多いのではないでしょうか。

実は、いくつかのコツを覚えるだけで、プロ並みにエアコンを効率よく洗浄することができるようになります!

夏場・冬場には欠かせないエアコンです。

使用頻度が多ければ多いほど、臭いや汚れはエアコン内部に蓄積しています。

そして、カビによるアレルギー症状、抵抗力が弱い小さなお子さんや高齢者の場合には気管支喘息や肺炎のリスクなどもあります。

そのため、エアコンは定期的に掃除し綺麗に保ちましょう。

是非、この機会にエアコンの掃除をしてみてはいかがでしょう。

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ダイキンのエアコンを自分で掃除するのやり方と準備するもの

エアコンの掃除作業の大きな流れは以下のような順番でやっていくことになります。

①動作確認と電源カット
②分解、養生
③部品洗浄
④本体洗浄
⑤乾燥
⑥部品取り付け、動作確認

準備するもの

・踏み台または脚立
・養生用ビニール
・養生テープ
・新聞紙
・ゴム手袋
・雑巾
・エアコン用洗浄剤(今回は「カビッシュトレール」)
・ハンディモップ(今回は「ファンファン」)
・掃除機
・食器用洗剤
・バケツ
・歯ブラシ

~エアコンお掃除豆知識~
臭いの素になるカビやホコリはフィルターのもっと奥に潜んでいます。
きれいな空気にするには、冷却フィンと送風ファンの2箇所のお掃除が必要です。

ダイキンのエアコン掃除のやり方

ここでは、ダイキンのエアコンを掃除している動画を紹介しながら詳しくやり方を紹介していきます。

Y. LIFE STYLEチャンネルが配信している「【エアコン掃除】汚水にビックリ!プロ並みの掃除が自分でできる?!」です。

はじめに、部屋の中にホコリをまき散らすことにならないよう、エアコンの表面や上の方に溜まったホコリやゴミを取り除いておきましょう。


①エアコン自体の動作を確認し気になるところがないかチェックしましょう。
問題がなければ、電源を切りコンセントを抜きます。

コンセントを刺したままお掃除をすると、感電したり、漏電したり、とても危険です。

②前面のパネルをはずします。


③送風口のカバーをはずします。

通常ルーバーと呼ばれていて、エアコンから風が出てくるところで動いている板のようなもののことです。


外し方は各種メーカーの取扱説明書を見て確認してください。

多くのルーバーは左右と真ん中の3点で固定されていますので、真ん中から外していきます。

真ん中を外せたら、次に左右どちらかの突起部分を外しましょう。

このとき多少ルーバーを曲げる必要がありますが、折らないように気を付けましょう。

エアコンの嫌な臭いは、主に送風ファンのカビ汚れが原因と言われています。


④フィルターをはずします。

④付属のビニールをエアコンの下方部に取り付けます。


エアコンの下の床面に保護の為、タオルや新聞紙などをひいておくと良いかも知れません。

こちらの商品を使わない場合でもエアコンの内部を中性洗剤などで掃除する時は、養生をせずに行うと床に汚水が垂れてしまい、部屋を汚すことになってしまいます。

部屋を汚さないためにも、ビニール袋でエアコンをカバーすることは大切です。

難しそうなイメージがありますが、養生の方法は決して難しくありません。

エアコンの吹き出し口周辺にビニール袋の口をテープで取り付けるだけです。

汚水がポタポタとビニール袋の中に垂れるように調整し床や部屋を汚すことがないように取り付ければ良いのです。

注意!特にエアコン右側にある電装部は濡れないように、しっかりと覆ってください。

電装部が濡れてしまうと、エアコンの故障の原因にもつながってしまうので注意しましょう。

リモコンセンサー受光部は、送風口付近にある場合は洗浄液や水などがかからないようにアルミホイルなどで保護するようにしましょう

⑤最初に「エアコン内部クリーナーシュ!シュ! 420ML」を使ってエアコン内部のアルミファンを洗浄します。

プロの方は中世洗剤を使用し高圧洗浄機を吹きかけてクリーニングをするようですが、ここでは市販のエアコンクリーナーを使用します。


※Amazonより
エアコン内部クリーナーシュ!シュ! 420ML


良く振ってから5cmほど離してフィンの向きに沿ってスプレーします。

エアコン1台に1本使い切ってください

この時、汚れは排水管より排出されるのでビニールにはあまり落ちません。

⑥続いて、送風ファンを「カビシュトレールの洗浄剤」で洗浄します。

※Rakuten より  「カビッシュトレール」

缶を良く振ってスプレーノズルを取り付けます。


送風口の奥までノズルの先端を差し込みます。

1箇所4-5秒スプレーし送風口を洗浄ムースで充満させてください。

割りばしなどで奥のファンを回転させ、ファン全体にムース(泡)が行き渡るようにします。


この状態で30分ほど待つと徐々に汚れが落ちていきます。

⑦待っている間にフィルターの掃除をします。

油汚れに強い食器用洗剤などで洗浄すると良いと思います。


⑧次に「カビシュトレールの洗浄剤すすぎ用」で残った泡や汚れを落としていきます。

※Rakuten より  「カビッシュトレール」
こちらの缶は振る必要がありません。

ノズルの先端でファンを回転させながらスプレーしていきます。


汚れの度合いによっては落としきれないこともあるようです。

その場合は水道水をスプレーするなどしてください。

⑨エアコンの送風口の汚れをとっていきます。


※Amazonより
エアコン専用ブラシ「ファンファン」

水につけてこするだけで汚れが落ちるようです。

エアコン送風口付近のカーブに沿って曲がるようになっているので便利なグッズです。


⑩カバーの汚れをとっていきます。


⑪フィルターが乾いたら元に戻します。


⑫前面のパネルを元にもどします。


⑬残った洗浄剤をエアコンの送風で飛ばすためにビニール袋で送風口を覆います。


⑭30秒ほど送風運転をしてエアコン内を乾燥させます。

水滴がビニールに当たらなくなるまで送風を送ります。

⑮ビニールをはずして10分ほど送風運転をしたら終了です。

エアコンの掃除を行う上での注意点

自分でエアコン内部を掃除する場合は、次の2点に十分注意して作業をする必要があります。

・エアコン内部の洗浄を行う際は、絶対に電気部品に洗浄液がかからないように注意してください。
・発火、破損のおそれがあるため、消毒用アルコールなどの可燃性の溶液や次亜塩素酸ナトリウムなど腐食性のある溶液で掃除しないでください。

また、以下の3点にもご注意ください。👇

初心者が部品を外しすぎてしまうと「この部品はどこのものだったかな?」と取り付けに苦労することが良くあるようです。

最悪の場合、元に戻せなくなるという可能性もあるので注意しなければなりません。

確かに、エアコンの内部は全体的に汚れが溜まりやすく、不衛生な部分が多い為、部品取り外して内部までクリーニングしたくなります。

しかし、エアコンの扱いに慣れていない方は「フィルター」「ルーバー」といった外しやすい部品のみに絞って部品を外すことをおすすめします。

電源プラグは必ずはずして掃除をする

基本的に、エアコンクリーニングでは作業前に電源プラグを抜いておかなければなりません。

作業中に何らかのきっかけでエアコンが起動してしまうと、怪我をする可能性があります。

また、エアコンが故障するリスクも考えられます。

電源プラグは掃除が完了するまで差し込まないよう注意してください。

吹き出し口から綿棒などで中途半端に掃除をしない

大掛かりな掃除が面倒だから、といった理由で吹き出し口から綿棒を差し込んで掃除する方がいます。

一見、手軽な掃除方法に見えますが、実は好ましくない掃除方法のひとつです。

綿棒だけで汚れを完全に取りきることは難しく、汚れが剥がれやすくなる程度にしかなりません。

そのうえ、剥がれやすくなった汚れがエアコン使用時に噴き出されてしまうと言う事も考えられます。

中途半端なエアコン掃除はかえって問題になることがある、ということを頭に入れておきましょう。

エアコンの掃除頻度は?

夏場 2週間に1度はフィルター掃除
冬場 2週間に1度はフィルター掃除
使用頻度が少ない時期 1ヶ月に1.2回
内部の汚れが気になる場合 1年に1回、分解洗浄

がおすすめです!

エアコン掃除をするメリットとは?

・健康を守る
・電気代を節約する

この2つがあります!

エアコンのカビが健康に悪影響を及ぼす

エアコン掃除をしないと、内部にカビが溜まり、そのカビがエアコンの風と共に部屋に蔓延します。

そのカビを私たちが吸い込んでしまうととても健康に害を及ぼします。

中には肺炎につながってしまうものもあります。

エアコンのホコリが電気代の高騰をもたらす

エアコンにホコリが溜まると、フィルターが目詰まりを起こし、エアコンが効率よく働かなくなってしまいます。

そして、必要以上に電力を消費するため、ホコリのお掃除をしないと、電気代が高騰してしまうことがあるのです。

エアコンの掃除はなぜ必要?


主なエアコンの汚れは次の4つです。

ホコリ
花粉
タバコのヤニ
カビ

これらの汚れが蓄積してしまう場所は、主に「フィルター」や「ファン」などです。

掃除しないまま放っておくと、フィルターで受け止めた汚れが、エアコンの風とともに室内に放流されてしまいます。

また、エアコン内部はカビが発生しやすい場所として知られています。

エアコン内部の気温は20℃〜30℃、湿度は90%に達することもあります。

このエアコン内部の環境が、カビが最も生息しやすい条件となっているのです。

そして、このカビによるアレルギー症状、抵抗力が弱い小さなお子さんや高齢者の場合には気管支喘息や肺炎のリスクなどにも繋がります。

カビの繁殖を防ぐためにも、定期的なエアコン掃除が大切です。

お掃除機能付エアコンも掃除は必要?


一般的なお掃除機能の仕組みは、フィルター上部に設置されたブラシがフィルターのホコリをこすり取り、集めたホコリを屋外もしくはダストボックスへと排出してくれるというものです。

フィルター部分のホコリはある程度きれいになりますが、フィルター以外の場所に汚れが溜まるのを防ぐことはできないため、通常のエアコンと同様に定期的な掃除が必要です。

室外機の掃除は必要?


室外機は室内の熱を外に逃がす大事な役目をもっています。

外に設置するものなので、風雨にさらされても大丈夫なつくりをしていますが枯れ葉やゴミなどによって室外機のアルミファン部分が詰まってしまうと、風量が減少しエアコンの効きが悪くなったり、余計な電力を消費してしまったりします。

「ブーン」という音が普段より大きい、または「カラカラ」「コンコン」など異物が入っているような異音がする場合は、室外機に汚れもしくは異物が詰まっている可能性があります。
汚れがたまると、室外機に負担がかかり、余計な電気を消費します。

最悪の場合は、突然故障してしまうこともあります。

室外機を掃除することは、エアコンの電気代の節電にもなり故障リスクを減らせます。

と言う事から室外機も一緒に掃除することをおすすめします。

エアコンの掃除についての口コミ

まとめ

空気の汚れは目に見えないので、ついエアコンのクリーニングを怠りがちになってしまいます。

掃除をサボってしまうと、エアコンの効き目が悪くなったり、故障の原因にもなりエアコンの寿命にも関わってきます。

何より、汚い空気の中で締め切った部屋で過ごすのは嫌なものです。

是非、まめにエアコンの掃除をして、きれいな空気の中でさわやかに過ごしましょう。

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