「掃除機能付きエアコンを自分でクリーニングしたい!」「業者に依頼せずに掃除機能付きエアコンを掃除したい!」など、パナソニックの掃除機能付きエアコンのお手入れを自分でやりたいと考えている方は多いはずです!
エアコンは汚れやすい家電製品のひとつなので、汚れるたびに業者に依頼していては出費がかさんでしまいます。
そのため、自分で掃除したいと考える方は少なくないようです。
カビやホコリで嫌な臭いが気になるのに、エアコンを掃除しないで何年も使っていると健康にも悪い影響を及ぼします。
アレルギー症状や気管支喘息、肺炎のリスクを高めることになってしまいます。
エアコンは定期的に掃除をし綺麗に保つことで健康的な生活をおくりましょう。
是非、こちらの記事を参考にパナソニックの掃除機能付きエアコンのクリーニングにトライしてみてください。
他メーカーのお掃除機能付きエアコンのクリーニングにも参考になると思います。
お掃除機能付きパナソニックのエアコンの掃除のやり方!
自分でエアコン内部を掃除する場合は、次の2点に十分注意して作業をする必要があります。
準備するもの
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・ベンダー
・エアコン洗浄剤(アルカリタイプ)
・エアコンビニールカバー
・高圧洗浄機(丸山製作所 MSW029M-AC-1)※ケルヒャーでもOK
・踏み台または脚立
・バケツ2個
・雑巾 数枚
・養生テープ
・スプレー容器
・ブラシ
・ブルーシート
・ミニドライバー
殆どが100円ショップかホームセンターで買いそろえることができます。
臭いの素になるカビやホコリはフィルターのもっと奥に潜んでいます。
きれいな空気にするには、冷却フィンと送風ファンの2箇所のお掃除が必要です。
掃除のやり方
ここでは、Panasonic CS-XS254C-W自動掃除機能付エアコンのクリーニングの動画を紹介しながら詳しくやり方を紹介していきます。
おそうじタイガーさんのチャンネル動画から「自分で出来る【本格】エアコンクリーニング Panasonic CS-XS254C-W 最初から最後まで分かりやすく解説」です。
はじめに、部屋の中にホコリをまき散らすことにならないよう、エアコンの表面や上の方に溜まったホコリやゴミを取り除いておきましょう。
①エアコン自体の動作を確認し気になるところがないかチェックしましょう。
問題がなければ、電源を切りコンセントを抜きます。
その前にエアコンによってリモコンで操作しないとルーパーが開かない場合があるので注意してください。
リモコンでルーパーを開いてからコンセントを外します。
コンセントを刺したままお掃除をすると、感電したり、漏電したり、とても危険です。
②前面のパネルをはずします。
少し内側に力を入れて引き抜くと簡単に外れます。
③フィルターを外します。
フィルターの両端を内側に押さえながら外します。
④ルーバーを外す
真ん中から外してルーバー全体をU字に曲げながら外すと外しやすいですよ。
多くのルーバーは左右と真ん中の3点で固定されていますので、真ん中から外していきます。
真ん中を外せたら、次に左右どちらかの突起部分を外しましょう。
折らないように気を付けましょう。
⑤カバーを外します。
まず、ネジとツメの位置を確認します。
ネジを外します。
カバーは手前に引っ張ると外れます。
カバーを外すともう一つのルーバーが簡単に外れます。
このルーバーも真ん中から先に外していきましょう。
⑥部品の洗浄
⑦洗浄カバーの取り付け
まず、排水ホースに洗剤がつかないように養生テープを貼っていきます。
濡れると壊れやすい所に養生テープを貼ります。
箱の隙間から水が入らないように養生テープを貼ります。
電気部分が濡れないようにタオルなどでカバーします。
⑧洗剤をかける
全体に洗剤をかけていきます。
ファンのローラーを回しながら洗剤をかけていきます。
⑨高圧洗浄で洗い流す
洗剤はすべて洗い流すようにしましょう。
洗い流される水が綺麗になってきたらOKです。
⑩洗浄カバーを外して拭き上げる
乾いたタオルなどで拭きながらビニールカバーを外していきます。
拭きながらすべての養生テープを外していきます。
⑪カバーの取り付け
カバーを外した時の逆の順番で付けていきましょう。
⑫フィルターを付ける
左右を間違えないようにスライドしながら付けていきます。
⑬前面のパネルを付ける
⑭コンセントを差し込む
水滴が出てこなくなったら終了!
⑮ルーバーを取り付ける
左右を入れてから真ん中です。
最後に送風運転をして乾燥させたら完了です。
掃除機能付きエアコンクリーニングを行う上での注意点
電装部分は濡れないように
特にエアコン右側にある電装部は濡れないように、しっかりと覆ってください。
電装部が濡れてしまうと、エアコンの故障の原因にもつながってしまうので注意しましょう。
リモコンセンサー受光部は、送風口付近にある場合は洗浄液や水などがかからないようにアルミホイルやタオルなどで保護するようにしましょう。
部品は外しすぎない
初心者が部品を外しすぎてしまうと「この部品はどこのものだったかな?」と取り付けに苦労することが良くあるようです。
最悪の場合、元に戻せなくなるという可能性もあるので注意しなければなりません。
確かに、エアコンの内部は全体的に汚れが溜まりやすく、不衛生な部分が多い為、部品取り外して内部までクリーニングしたくなります。
しかし、エアコンの扱いに慣れていない方は「フィルター」「ルーバー」といった外しやすい部品のみに絞って部品を外すことをおすすめします。
電源プラグは掃除が完了するまで差し込まない
基本的に、エアコンクリーニングでは作業前に電源プラグを抜いておかなければなりません。
作業中に何らかのきっかけでエアコンが起動してしまうと、怪我をする可能性があります。
また、エアコンが故障するリスクも考えられます。
電源プラグは掃除が完了するまで差し込まないよう注意してください。
吹き出し口から綿棒などで中途半端に掃除をしない
大掛かりな掃除が面倒だから、といった理由で吹き出し口から綿棒を差し込んで掃除する方がいます。
一見、手軽な掃除方法に見えますが、実は好ましくない掃除方法のひとつです。
綿棒だけで汚れを完全に取りきることは難しく、汚れが剥がれやすくなる程度にしかなりません。
そのうえ、剥がれやすくなった汚れがエアコン使用時に噴き出されてしまうと言う事も考えられます。
中途半端なエアコン掃除はかえって問題になることがある、ということを頭に入れておきましょう。
エアコンの掃除頻度は?
冬場 2週間に1度はフィルター掃除
使用頻度が少ない時期 1ヶ月に1.2回
内部の汚れが気になる場合 1年に1回分解洗浄
がおすすめです。
エアコン掃除をするメリットとは?
・電気代を節約する
この2つがあります!
エアコンのカビが健康に悪影響を及ぼす
エアコン掃除をしないと、内部にカビが溜まり、そのカビがエアコンの風と共に部屋に蔓延します。
そのカビを私たちが吸い込んでしまうととても健康に害を及ぼします。
中には肺炎につながってしまうものもあります。
エアコンのホコリが電気代の高騰をもたらす
エアコンにホコリが溜まると、フィルターが目詰まりを起こし、エアコンが効率よく働かなくなってしまいます。
そして、必要以上に電力を消費するため、ホコリのお掃除をしないと、電気代が高騰してしまうことがあるのです。
エアコンの掃除しないとどうなるの?
主なエアコンの汚れは次の4つです。
花粉
タバコのヤニ
カビ
これらの汚れが蓄積してしまう場所は、主に「フィルター」や「ファン」などです。
掃除しないまま放っておくと、フィルターで受け止めた汚れが、エアコンの風とともに室内に放流されてしまいます。
またエアコン内部はカビが発生しやすい場所として知られています。
エアコン内部の気温は20℃〜30℃、湿度は90%に達することもあります。
このエアコン内部の環境が、カビが最も生息しやすい条件となっているのです。
そして、このカビによるアレルギー症状、抵抗力が弱い小さなお子さんや高齢者の場合には気管支喘息や肺炎のリスクなどにも繋がります。
カビの繁殖を防ぐためにも、定期的なエアコン掃除が大切です。
お掃除機能付エアコンも掃除は必要?
一般的なお掃除機能の仕組みは、フィルター上部に設置されたブラシがフィルターのホコリをこすり取り、集めたホコリを屋外もしくはダストボックスへと排出してくれるというものです。
フィルター部分のホコリはある程度きれいになりますが、フィルター以外の場所に汚れが溜まるのを防ぐことはできないため、通常のエアコンと同様に定期的な掃除が必要です。
室外機の掃除は必要?
室外機は室内の熱を外に逃がす大事な役目をもっています。
枯れ葉やゴミなどによって室外機のアルミファン部分が詰まってしまうと、風量が減少しエアコンの効きが悪くなったり、余計な電力を消費してしまったりします。
「ブーン」という音が普段より大きい、または「カラカラ」「コンコン」など異物が入っているような異音がする場合は、室外機に汚れもしくは異物が詰まっている可能性があります。
室外機を掃除すると電気代の節電になる!
室外機にもホコリなどの汚れがたまります。
汚れがたまると、室外機に負担がかかり、余計な電気を消費します。
最悪の場合は、突然故障してしまうこともあります。
室外機を掃除するとエアコンの故障リスクを減らせる!
室外機は外に設置するものなので、風雨にさらされても大丈夫なつくりをしています。
しかし、使っていれば砂ぼこりや、枯れ葉などが入り込み汚れたり、詰まったりします。
室外機に汚れが溜まりすぎたり、詰まりすぎると室外機は動作しなくなります。
また、それが無駄な電力消費に繋がったり、異音や故障の原因となります。
まとめ
空気の汚れは目に見えないので、ついエアコンのクリーニングを怠りがちになってしまいます。
掃除をサボってしまうと、エアコンの効き目が悪くなったり、故障の原因にもなりエアコンの寿命にも関わってきます。
何より、汚い空気の中で締め切った部屋で過ごすのは嫌なものです。
是非、まめにエアコンの掃除をして、きれいな空気の中でさわやかに過ごしましょう。
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