エアコンのカビ掃除を自分でやる方法と準備する物や注意すること

エアコンに溜まったカビやほこりを自分掃除する意外と簡単なやり方を動画を参考にしながら紹介します。

長い間、お手入れをせずに放っておくと溜まったホコリや結露によってカビが繁殖してしまい、知らない内に臭いカビ菌を室内中にまき散らしてしまこうと言うことになりかねません。

エアコンは定期的にクリーニングすることによって節電の効果もあり、臭いを気にせず快適なおうち時間を過ごせるはずです。

ひどいカビの場合は、臭いだけではなくカビ菌によるアレルギー症状はもちろん、咳喘息や肺の病気の一因となることもあります。

このような場合、エアコンの掃除を行うなどの早急な対策が必要になります。

是非、この機会にエアコンのカビ掃除をして、さわやかな空気の中で過ごしてみるのはいかがでしょう。

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エアコンのカビ掃除を自分でやる方法と準備するもの


自分でエアコン内部を掃除する場合は、次の3点に十分注意して作業をする必要があります。

・エアコンの掃除を行うときは、必ずエアコン本体の電源を切りコンセントを外して行ってください。
・エアコン内部の洗浄を行う際は、絶対に電気部品に洗浄液がかからないように注意してください。
・発火、破損のおそれがあるため、消毒用アルコールなどの可燃性の溶液や次亜塩素酸ナトリウムなど腐食性のある溶液で掃除しないでください。

準備するもの


写真左から

・割りばしを入れて隙間をこする物
・歯ブラシ
・小型モップ
・養生用ビニール(バイクカバー)
・ブラシ2種

・脚立
・衣装ケース(バケツでも可)

・養生テープ
・ホース(水かけ用)
・エアコン洗浄剤(アルカリタイプ)
・ミニドライバー

殆どが100円ショップかホームセンターで買いそろえることができます。

~エアコンお掃除豆知識~
臭いの素になるカビやホコリはフィルターのもっと奥に潜んでいます。
きれいな空気にするには、冷却フィンと送風ファンの2箇所のお掃除が必要です。

エアコンのカビ掃除のやり方

ここでは、パナソニックのお掃除付きエアコンを掃除している動画を紹介しながら詳しくやり方を紹介していきます。

きゃぴあてれび/KYAPIA TVさんが配信している「【エアコン掃除】主婦でも自分で業者並みのクリーニング|パナソニック やり方 ファン 簡単洗浄 diy」は見ていて分かりやすいので紹介していきます。

はじめに、部屋の中にホコリをまき散らすことにならないよう、エアコンの表面や上の方に溜まったホコリやゴミを取り除いておきましょう。

①必ず電源を切りコンセントを抜きます。


コンセントを刺したままお掃除をすると、感電したり、漏電したり、とても危険です。

②ルーバーをはずします。


カビが結構付着してます。


③2か所ネジを外します。


④前面のパネルを取り外します。


⑤フィルターを2枚外します。

⑥エアコンのカバーを取り外します。


結構簡単に取り外せます。

⑦養生テープで2か所穴を塞ぎます。


⑧ビニールなどでエアコンの周りを養生します。


⑨下図、はめてあるだけなので簡単に外せます。


⑩電器部分を水で濡らさないようにビニールなどでカバーします。


⑪洗浄液をかけます。(アルミでも大丈夫なものにしてください。)


⑫水でブラシを使いながら洗い流します。


⑬ファンの部分にカビが付着しているので、こちらもブラシを使いながら水で洗い流します。


⑭頑固なカビ汚れに、流れ出る水が綺麗になるまで「擦って水で流す」を繰り返す。


⑮部品を洗浄し乾いたら元の場所へ取り付けていきます。




⑯コンセントを入れてエアコンを作動させます。


送風で30分ぐらい

暫く水滴が飛ぶのでタオルなどで送風口を抑えます。

エアコンの掃除を行う上での注意点

 

部品は外しすぎない

初心者が部品を外しすぎてしまうと「この部品はどこのものだったかな?」と取り付けに苦労することが良くあるようです。

最悪の場合、元に戻せなくなるという可能性もあるので注意しなければなりません。

確かに、エアコンの内部は全体的に汚れが溜まりやすく、不衛生な部分が多い為、部品取り外して内部までクリーニングしたくなります。

しかし、エアコンの扱いに慣れていない方は「フィルター」「ルーバー」といった外しやすい部品のみに絞って部品を外すことをおすすめします。

電源プラグは掃除が完了するまで差し込まない

基本的に、エアコンクリーニングでは作業前に電源プラグを抜いておかなければなりません。

作業中に何らかのきっかけでエアコンが起動してしまうと、怪我をする可能性があります。

また、エアコンが故障するリスクも考えられます。

電源プラグは掃除が完了するまで差し込まないよう注意してください。

吹き出し口から綿棒などで中途半端に掃除をしない

大掛かりな掃除が面倒だから、といった理由で吹き出し口から綿棒を差し込んで掃除する方がいます。

一見、手軽な掃除方法に見えますが、実は好ましくない掃除方法のひとつです。

綿棒だけで汚れを完全に取りきることは難しく、汚れが剥がれやすくなる程度にしかなりません。

そのうえ、剥がれやすくなった汚れがエアコン使用時に噴き出されてしまうと言う事も考えられます。

中途半端なエアコン掃除はかえって問題になることがある、ということを頭に入れておきましょう。

電気系統部分はエアコン洗浄剤や水で濡らさないように

特にエアコン右側にある電装部は濡れないように、しっかりと覆ってください。

電装部が濡れてしまうと、エアコンの故障の原因にもつながってしまうので注意しましょう。

リモコンセンサー受光部は、送風口付近にある場合は洗浄液や水などがかからないようにアルミホイルやタオルなどで保護するようにしましょう。

エアコンの掃除頻度は?

夏場 2週間に1度はフィルター掃除
冬場 2週間に1度はフィルター掃除
使用頻度が少ない時期 1ヶ月に1.2回
内部の汚れやカビが気になる場合 1年に1回の分解洗浄

がおすすめです。

エアコンのカビを掃除するメリットとは?

・健康を守る
・電気代を節約する
・エアコン本体の寿命を延ばす

この3つがあります!

健康を守る


エアコンのカビは健康に悪影響を及ぼします

エアコンの掃除をしないと、内部にカビが溜まり、そのカビがエアコンの風と共に部屋に蔓延します。

そのカビを私たちが吸い込んでしまうと肺炎やアレルギーを引き起こすといった、健康に悪影響を及ぼす恐れもありますのでご注意ください。

電気代を節約する

エアコンにホコリが溜まると、フィルターが目詰まりを起こし、エアコンが効率よく働かなくなってしまいます。

そして、必要以上に負荷がかかり電力を消費するため、エアコンのお掃除をしないと、電気代が高騰してしまうことがあるのです。

定期的に掃除をすることによって、衛生面だけでなく高い節電効果も得られるのです。

エアコン本体の寿命を延ばす

節電効果と同じ話になりますが、動作に悪影響を及ぼすため、エアコン本体に負荷を与えることとなります。

エアコン問わず、車や家電製品でも同じことが言えますが、負荷を与えないことによりエアコン本体の寿命も長持ちします。

エアコンのカビ掃除が必要なわけ!

主なエアコンの汚れは次の3つです。

ホコリ
花粉
タバコのヤニ
カビ

これらの汚れが蓄積してしまう場所は、主に「フィルター」や「ファン」などです。

掃除しないまま放っておくと、フィルターで受け止めた汚れが、エアコンの風とともに室内に放流されてしまいます。

またエアコン内部はカビが発生しやすい場所として知られています。

エアコン内部の気温は20℃〜30℃、湿度は90%に達することもあります。

このエアコン内部の環境が、カビが最も生息しやすい条件となっているのです。

そして、このカビによるアレルギー症状、抵抗力が弱い小さなお子さんや高齢者の場合には気管支喘息や肺炎のリスクなどにも繋がります。

カビの繁殖を防ぐためにも、定期的なエアコン掃除が大切です。

室外機の掃除は必要?


室外機は室内の熱を外に逃がす大事な役目をもっています。

外に設置するものなので、風雨にさらされても大丈夫なつくりをしていますが枯れ葉やゴミなどによって室外機のアルミファン部分が詰まってしまうと、風量が減少しエアコンの効きが悪くなったり、余計な電力を消費してしまったりします。

「ブーン」という音が普段より大きい、または「カラカラ」「コンコン」など異物が入っているような異音がする場合は、室外機に汚れもしくは異物が詰まっている可能性があります。

汚れがたまると、室外機に負担がかかり、余計な電気を消費します。

最悪の場合は、突然故障してしまうこともあります。

室外機を掃除することは、エアコンの電気代の節電にもなり故障リスクを減らせると言う事になります。

是非、室外機も一緒に掃除することをおすすめします。

エアコンのカビ掃除についての口コミ

まとめ

カビの汚れや異臭は分かっても空気の汚れは目に見えないので、ついエアコンのクリーニングを怠りがちになってしまいます。

掃除をサボってしまうと、エアコンの効き目が悪くなったり、故障の原因にもなりエアコンの寿命にも関わってきます。

何より、カビやホコリはアレルギーの原因になったり喘息を引き起こしたり良いことは全くありません。

是非、この機会ににエアコンの掃除をして、きれいな空気の中でさわやかに健康的に過ごしましょう。

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