シャープのエアコンを自分で掃除したいと思っている方は多いと思います。
シャープのエアコンは他のメーカーのエアコンに比べ少し部品の取り外しにコツがいるようです。
そこで今回は、シャープのエアコンを自分で掃除する方法を動画と取説を交えてご紹介します。
エアコンはお手入れをせずに放っておくと溜まったホコリや結露によってカビが繁殖してしまいます。
ひどいカビになると、臭いだけではなくカビ菌によるアレルギー症状、咳喘息や肺の病気の原因となることもあります。
このような状態になると、エアコンの掃除を行うなどの早急な対策が必要になってきます。
エアコンの掃除を行うと節電の効果もあり、臭いを気にせず快適なおうち時間を過ごせるようになります。
是非、この機会にエアコンの掃除をして、さわやかな空気の中で過ごしてみるのはいかがでしょう。
シャープのエアコンを自分で掃除する方法と準備するもの
自分でエアコン掃除をする前に、次の3点に十分注意して作業をする必要があります。
・エアコン内部の洗浄を行う際は、絶対に電気部品に洗浄液がかからないように注意してください。
・発火、破損のおそれがあるため、消毒用アルコールなどの可燃性の溶液や次亜塩素酸ナトリウムなど腐食性のある溶液で掃除しないでください。
準備するもの
そして、自分でエアコン掃除をする前に以下の物を準備しておくと良いでしょう。
・ベンダー
・エアコン洗浄剤(アルカリタイプ)
・エアコンビニールカバー(エアコン養生用)
・高圧洗浄機(丸山製作所 MSW029M-AC-1)※ケルヒャーでもOK
・踏み台または脚立
・バケツ2個
・雑巾 数枚
・養生テープ
・スプレー容器
・ブラシ
・ブルーシート
殆どが100円ショップかホームセンターで買いそろえることができます。
シャープのエアコン掃除の方法
ここでは、シャープのエアコン【AY-F22EE4】を内部洗浄しやすいように部品を取り外している動画で部品取り外しのコツを紹介し、更に掃除のやり方を紹介していきます。
NPO法人エアコンクリーニング協会が配信している「お掃除付きエアコン シャープ AY-F22EE4」です。
はじめに、部屋の中にホコリをまき散らすことにならないよう、エアコンの表面や上の方に溜まったホコリやゴミを取り除いておきましょう。
※シャープ公式サイト 製品取扱説明書より
① エアコン自体の動作を確認し気になるところがないかチェックしましょう。
問題がなければ、電源を切りコンセントを抜きます。
コンセントを刺したままお掃除をすると、感電したり、漏電したり、とても危険です。
② フロントパネルをはずします。
※シャープ公式サイト 製品取扱説明書より
③ お掃除用のダストボックスを取り外します。
※シャープ公式サイト 製品取扱説明書より
④ ルーバー(気流パネル)を外します。
⑤ 本体カバーを取り外します。
左右に1つずつカバーがありカバーが3つに分かれています。
⑥ エアフィルターを外します。
⑦ 最後に中央の本体カバーを外します。
コネクタを抜くために金具を取り外します。
中央の本体カバーを外すにはユニットのコネクタを外す必要があります。
電装部品のコネクタを抜いて、、、、、、
⑧ 部品の洗浄
他部品など洗浄スプレーをかける⇒洗い流す⇒拭き上げる⇒乾燥
⑨ エアコン洗浄カバー取り付け
エアコン全体を覆うようにしっかりとかぶせましょう。
エアコン下の部分もビニールカバーとエアコン本体に隙間が無いよう養生テープで補強します。
また、エアコン下部にある穴も養生テープでふさぎます。
電気系統部分が水で濡れないようにタオルなどでカバーしましょう。
⑩ 全体にエアコン用洗剤をかけます
内部のファンは手で回転させながらエアコン用洗剤をかけていきます。
簡単に回転できます。
⑪ 高圧洗浄機で洗い流す
上から順番に吹き付けていきます。
流れ出る水が透明になってきたら洗浄終了です。
⑫ 洗浄カバーのビニールを外してエアコンを拭き上げる
⑬ 取り付け
取り外した順番と逆の順番で取り付けていきます。
⑭ コンセントを差し込む
送風「強」で運転しエアコンの中の水滴を乾かします。
水滴がでてこなくなったら運転終了です。
ベンダーで吹き出し口から奥の方を拭いていきましょう。
最後に送風運転を1時間程して乾燥させたら全行程終了です。
まとめ
シャープのエアコンの掃除のやり方はいかがでしたでしょう?
空気の汚れは目に見えないので、ついエアコンのクリーニングを怠りがちになってしまいます。
掃除をサボってしまうと、エアコンの効き目が悪くなったり、故障の原因にもなりエアコンの寿命にも関わってきます。
何より、汚い空気の中締め切った部屋で過ごすのは嫌なものです。
是非、まめにエアコンの掃除をして、きれいな空気の中でさわやかに健康的に過ごしましょう。
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