エアコン掃除のやり方は意外と簡単!コツさえつかめば自分でできる!

季節の変わり目にエアコン掃除を考えている方も多いと思います。

このエアコン掃除は、ちょっと難しいそうなイメージもありますが、コツさえつかめば意外簡単自分でできちゃうんです。

夏の間回しっぱなしのエアコンも、そろそろホコリカビが気になるころではないでしょうか。

お手入れをせずに放っておくと溜まったホコリや結露によってカビが繁殖してしまい、知らない内に臭いやカビ菌を室内中にまき散らしてしまっているかもしれません。

エアコンを自分で掃除する意外と簡単なやり方を動画を参考にしながら紹介します。

是非、この機会にエアコンを掃除して臭いを気にせず快適なおうち時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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エアコン掃除の意外と簡単なやり方と準備するもの


自分でエアコン内部を掃除する場合は、次の3点に十分注意して作業をする必要があります。

・エアコンの掃除を行うときは、必ずエアコン本体の電源を切りコンセントを外して行ってください。
・エアコン内部の洗浄を行う際は、絶対に電気部品に洗浄液がかからないように注意してください。
・発火、破損のおそれがあるため、消毒用アルコールなどの可燃性の溶液や次亜塩素酸ナトリウムなど腐食性のある溶液で掃除しないでください。

準備するもの

写真左から
・脚立
・コロナ養生用シート(幅180センチがおすすめ)
・ジェット水流付きホース
・バケツ
・ブルーシート(エアコン下の床のカバー)
・養生テープ(幅55ミリがおすすめ)
・マスカー(幅550ミリがおすすめ)
・ドライバー(プラス)
・カッター
・はさみ
・タオル4枚ほど
・洗浄剤(塩素系洗剤と中性洗剤)

殆どが100円ショップかホームセンターで買いそろえることができます。

~エアコンお掃除豆知識~
臭いの素になるカビやホコリはフィルターのもっと奥に潜んでいます。
きれいな空気にするには、冷却フィンと送風ファンの2箇所のお掃除が必要です。

エアコン掃除の意外と簡単なやり方

ここでは、パナソニックのエアコンを掃除している動画を紹介しながら詳しくやり方を紹介していきます。

生活アシストチャンネルさんが配信している「[エアコンクリーニング]プロが教える作業手順 分解養生編」と「プロが教える手順[エアコンクリーニング]洗浄編]です。

メーカーや機種が異なっても工程手順は、ほぼ同様ですので参考にしてみてください。

プロが教えるエアコンクリーニングの作業手順、分解養生編と洗浄編になっていて作業前の準備や作業手順を分かりやすく細かく説明しています。

これを見れば誰でもエアコンクリーニングが簡単に出来る様になるはずです。

実際にこの動画を参考にエアコンの掃除をしてみましたが意外とスムーズにできました。

はじめに、部屋の中にホコリをまき散らすことにならないよう、エアコンの表面や上の方に溜まったホコリやゴミを取り除いておきましょう。

①必ず電源を切りコンセントを抜きます。
コンセントを刺したままお掃除をすると、感電したり、漏電したり、とても危険です。

②フロントカバーを開けて外します。
外し方はメーカーや品番によって異なります。


③フィルターを2枚外します。


④ルーバーを外します。
ルーバーは中心と左右の3点で固定されているエアコンがほとんどです。


⑤本体カバーを外します。

こちらのエアコンはネジで3箇所固定されています。


上部で固定されているツメを外します。
メーカーや機種によってツメの数や形状が違いますので良く確認してください。


続いて、養生をしていきます。
床の養生は忘れずにやりましょう。


⑥電気系統部分を養生します。

マスカーを茶色の銅管に沿って貼り付けていきます。


タオルなどで電気基板を覆い、マスカーをかぶせます。


⑦エアコンの周りを養生していきます。

コロナシートを床から天井の長さでカットします。

エアコンの下部に養生します。



マスカーテープを使ってエアコン上部を養生します。



ここから洗浄に入ります。

⑧ファンの洗浄

送風ファンを手で回しながら洗剤を吹き付けていきます。


⑨フィン(熱交換機)に中性洗剤を塗布します

フィンには、アルカリ性洗剤や塩素系洗剤、酸性洗剤はNGです。


⑩すすぎ

水で洗剤が残らないよう十分すすぎます。


フィンの洗浄水はドレンホースをつたって室外に排出されます。

続いて、ファンも水で洗浄します。


洗浄水が綺麗になってきたら終了です。

⑪タオルで簡単に水分を拭き取ります。

⑫フロントカバー、フィルター、ルーバー、本体カバーをそれぞれ洗浄し乾燥させたら元通りに取り付けていきます。


⑬コンセントを入れてエアコンを作動させます

1時間ほど送風運転をして乾燥させます。

最初は、送風口から水滴が飛びますのでタオルなどで受け止めてください。

エアコンの掃除を行う上での注意点

部品は外しすぎない

初心者が部品を外しすぎてしまうと「この部品はどこのものだったかな?」と取り付けに苦労することが良くあるようです。

最悪の場合、元に戻せなくなるという可能性もあるので注意してください。

確かに、エアコンの内部は全体的に汚れが溜まりやすく、不衛生な部分が多い為、部品取り外して内部までクリーニングしたくなります。

しかし、エアコンの扱いに慣れていない方は「フィルター」「ルーバー」といった外しやすい部品のみに絞って外すことをおすすめします。

電源プラグは掃除が完了するまで差し込まない

基本的に、エアコンクリーニングでは作業前に電源プラグを抜いておかなければなりません。

作業中に何らかのきっかけでエアコンが起動してしまうと、怪我をする可能性があります。

また、エアコンが故障するリスクも考えられます。

電源プラグは掃除が完了するまで差し込まないよう注意してください。

吹き出し口など中途半端に掃除をしない

大掛かりな掃除が面倒だから、といった理由で吹き出し口から綿棒を差し込んで掃除する方がいます。

一見、手軽な掃除方法に見えますが、実は好ましくない掃除方法のひとつです。

綿棒だけで汚れを完全に取りきることは難しく、汚れが剥がれやすくなる程度にしかなりません。

そのうえ、剥がれやすくなった汚れがエアコン使用時に噴き出されてしまうと言う事も考えられます。

中途半端なエアコン掃除はかえって逆効果になってしまうので注意しましょう。

電気系統部分はエアコン洗浄剤や水で濡らさないように

特にエアコン右側にある電装部は濡れないように、しっかりと覆ってください。

電装部が濡れてしまうと、エアコンの故障の原因にもつながってしまうので注意しましょう。

リモコンセンサー受光部は、送風口付近にある場合は洗浄液や水などがかからないようにビニールやタオルなどで保護するようにしましょう。

エアコンの掃除頻度は?

夏場 2週間に1度はフィルター掃除
冬場 2週間に1度はフィルター掃除
使用頻度が少ない時期 1ヶ月に1.2回
内部の汚れやカビが気になる場合 1年に1回の分解洗浄

がおすすめ

エアコン掃除をするメリットとは?

 

・健康を守る
・電気代を節約する
・エアコン本体の寿命を延ばす

この3つがあります!

健康を守る

エアコンのカビは健康に悪影響を及ぼします。

エアコンの掃除をしないと、内部にカビが溜まり、そのカビがエアコンの風と共に部屋に蔓延します。

そのカビを私たちが吸い込んでしまうと肺炎やアレルギーを引き起こすといった、健康に悪影響を及ぼす恐れもありますのでご注意ください。

電気代を節約する

エアコンにホコリが溜まると、フィルターが目詰まりを起こし、エアコンが効率よく働かなくなってしまいます。

そして、必要以上に負荷がかかり電力を消費するため、エアコンのお掃除をしないと、電気代が高騰してしまうことがあります。

定期的に掃除をすることによって、衛生面だけでなく高い節電効果も得られるのです。

エアコン本体の寿命を延ばす

節電効果と同じ話になりますが、動作に悪影響を及ぼすため、エアコン本体に負荷を与えることとなります。

エアコン問わず、車や家電製品でも同じことが言えますが、負荷を与えないことによりエアコン本体の寿命も長持ちします。

エアコンの掃除が必要なわけ!


主なエアコンの汚れは次の3つです。

ホコリ
花粉
カビ

これらの汚れが蓄積してしまう場所は、主に「フィルター」や「ファン」などです。

掃除しないまま放っておくと、フィルターで受け止めた汚れが、エアコンの風とともに室内に放流されてしまいます。

またエアコン内部はカビが発生しやすい場所として知られています。

エアコン内部の気温は20℃〜30℃、湿度は90%に達することもあります。

このエアコン内部の環境が、カビが最も生息しやすい条件となっているのです。

そして、このカビによるアレルギー症状、抵抗力が弱い小さなお子さんや高齢者の場合には気管支喘息や肺炎のリスクなどにも繋がります。

カビの繁殖を防ぐためにも、定期的なエアコン掃除が大切です。

室外機の掃除は必要?

室外機は室内の熱を外に逃がす大事な役目をもっています。

外に設置するものなので、風雨にさらされても大丈夫なつくりをしていますが枯れ葉やゴミなどによって室外機のアルミファン部分が詰まってしまうと、風量が減少しエアコンの効きが悪くなったり、余計な電力を消費してしまったりします。

「ブーン」という音が普段より大きい、または「カラカラ」「コンコン」など異物が入っているような異音がする場合は、室外機に汚れもしくは異物が詰まっている可能性があります。

汚れがたまると、室外機に負担がかかり、余計な電気を消費します。

最悪の場合は、突然故障してしまうこともあります。

室外機を掃除することは、エアコンの電気代の節電にもなり故障リスクを減らせると言う事になります。

是非、室外機も一緒に掃除することをおすすめします。

まとめ

カビの汚れや異臭は分かっても空気の汚れは目に見えないので、ついエアコンのクリーニングを怠りがちになってしまいます。

掃除をサボってしまうと、エアコンの効き目が悪くなったり、故障の原因にもなりエアコンの寿命にも関わってきます。

何より、カビやホコリはアレルギーの原因になったり喘息を引き起こしたり良いことは全くありません。

是非、この機会ににエアコンの掃除をして、快適なおうち時間を過ごしましょう。

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