自分でできるダイキンのエアコン掃除のやり方と注意点やメリット!【ダイキン製品 ATN22HSE4-W】

エアコン掃除は「やろう」と思わなければなかなか手を付けられないものです。

毎年定期的に自分で掃除をしている方もいれば、ダイキンエアコンを使っている方の中には、掃除の「やり方が分からない!」し「めんどう!」なのでしたことがないという方も多くいると思います。

日本では夏場・冬場に欠かせないエアコンですが、スイッチを入れた瞬間から広がるイヤな臭い!エアコン奥底に見える黒いカビ汚れ!

使用頻度が多ければ多いほど、臭いや汚れはエアコン内部に付着しています。

臭いの原因となるカビには、小さなお子さんのアレルギー症状や抵抗力が弱い高齢者の気管支喘息や肺炎などを引き起こすリスクがあります。

これらを回避するためにもエアコンは定期的に掃除し清潔に保つ必要があります。

是非、この機会にエアコンの掃除をしてみてはいかがでしょう。

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自分でもできるダイキンエアコンの掃除のやり方と準備するもの


自分でエアコン内部を掃除する場合は、次の2点に十分注意して作業をする必要があります。

・エアコン内部の洗浄を行う際は、絶対に電気部品に洗浄液がかからないように注意してください。
・発火、破損のおそれがあるため、消毒用アルコールなどの可燃性の溶液や次亜塩素酸ナトリウムなど腐食性のある溶液で掃除しないでください。

エアコン掃除で準備するもの

・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・ベンダー
・エアコン洗浄剤(アルカリタイプ)
・エアコンビニールカバー
・高圧洗浄機(丸山製作所 MSW029M-AC-1)※ケルヒャーでもOK
・踏み台または脚立
・バケツ2個
・雑巾 数枚
・養生テープ
・スプレー容器
・ブラシ
・ブルーシート
・ミニドライバー

殆どが100円ショップかホームセンターで買いそろえることができます。

~エアコンお掃除豆知識~
臭いの素になるカビやホコリはフィルターのもっと奥に潜んでいます。
きれいな空気にするには、冷却フィンと送風ファンの2箇所のお掃除が必要です。

ダイキンのエアコン掃除のやり方

ここでは、ダイキンのエアコン【ATN22HSE4-W】を掃除している動画を紹介しながら詳しくやり方を紹介していきます。

おそうじタイガーさんが配信している「自分で出来る【本格】エアコンクリーニング ダイキン ATN22HSE4-W 最初から最後まで分かりやすく解説」です。

はじめに、部屋の中にホコリをまき散らすことにならないよう、エアコンの表面や上の方に溜まったホコリやゴミを取り除いておきましょう。

①エアコン自体の動作を確認し気になるところがないかチェックしましょう

問題がなければ、電源を切りコンセントを抜きます。

コンセントを刺したままお掃除をすると、感電したり、漏電したり、とても危険です。


②前面のパネルをはずします。

少し内側に力を加えて引き抜きます。


③フィルターを外します。


左右間違えないようにしておきましょう。

④ルーバーを外す

ルーバーを軽くU字に曲げながら真ん中から外します。

ルーバーは、エアコンから風が出てくるところで動いている板のようなもののことです。

多くのルーバーは左右と真ん中の3点で固定されていますので、真ん中から外していきます。

真ん中を外せたら、次に左右どちらかの突起部分を外しましょう。


このとき多少ルーバーを曲げる必要がありますが、折らないように気を付けましょう。

⑤カバーを外す

ツメとネジの位置を確認します。


まず、ネジを外していきましょう。


このカバーは上部から外していくタイプです。

上部のツメ3箇所の真ん中のツメが一番外れやすいので真ん中のツメから外していきます。

カバーを上に引っ張り上げながらツメを下に押すタイプのようです。


⑥部品の洗浄

洗浄スプレーをかける⇒洗い流す⇒拭き上げる⇒乾燥


⑦エアコン洗浄カバー取り付け

エアコン全体を覆うようにしっかりとかぶせましょう。


エアコン下の部分もビニールカバーとエアコン本体に隙間が無いよう養生テープで補強します。

また、エアコン下部にある2つの穴も養生テープでふさぎます。


電気系統部分が水で濡れないようにタオルなどでカバーしましょう。


⑧全体に洗剤をかけます


内部のファンは手で回転させながら洗剤をかけていきます。

簡単に回転できますよ!


エアコンの嫌な臭いは、主に送風ファンのカビ汚れが原因と言われています

⑨高圧洗浄機で洗い流す

上から順番に吹き付けていきます。


こちらのルーバーの下にも汚れが溜まっているので洗い流しましょう。


流れ出る水が透明になってきたら洗浄終了です。

⑩洗浄カバーのビニールを外してエアコンを拭き上げる


⑪カバーの取り付け


⑫フィルターの取り付け


⑬パネルを付ける


⑭コンセントを差し込む

送風「強」で運転しエアコンの中の水滴を乾かします。


水滴がでてこなくなったら運転終了です。

ベンダーで吹き出し口から奥の方を拭いていきましょう。


⑮ルーバーを付ける

右⇒左⇒真ん中の順番で付けてみましょう。


最後に送風運転を1時間程して乾燥させたら全行程終了です。

ダイキンのエアコンの掃除を行う上での注意点

部品は外しすぎない

初心者が部品を外しすぎてしまうと「この部品はどこのものだったかな?」と取り付けに苦労することが良くあるようです。

最悪の場合、元に戻せなくなるという可能性もあるので注意しなければなりません。

確かに、エアコンの内部は全体的に汚れが溜まりやすく、不衛生な部分が多い為、部品取り外して内部までクリーニングしたくなります。

しかし、エアコンの扱いに慣れていない方は「フィルター」「ルーバー」といった外しやすい部品のみに絞って部品を外すことをおすすめします。

電源プラグは掃除が完了するまで差し込まない

基本的に、エアコンクリーニングでは作業前に電源プラグを抜いておかなければなりません。

作業中に何らかのきっかけでエアコンが起動してしまうと、怪我をする可能性があります。

また、エアコンが故障するリスクも考えられます。

電源プラグは掃除が完了するまで差し込まないよう注意してください。

吹き出し口から綿棒などで中途半端に掃除をしない

大掛かりな掃除が面倒だから、といった理由で吹き出し口から綿棒を差し込んで掃除する方がいます。

一見、手軽な掃除方法に見えますが、実は好ましくない掃除方法のひとつです。

綿棒だけで汚れを完全に取りきることは難しく、汚れが剥がれやすくなる程度にしかなりません。

そのうえ、剥がれやすくなった汚れがエアコン使用時に噴き出されてしまうと言う事も考えられます。

中途半端なエアコン掃除はかえって問題になることがある、ということを頭に入れておきましょう。

電気系統部分は洗剤や水で濡らさないように

特にエアコン右側にある電装部は濡れないように、しっかりと覆ってください。

電装部が濡れてしまうと、エアコンの故障の原因にもつながってしまうので注意しましょう。

リモコンセンサー受光部は、送風口付近にある場合は洗浄液や水などがかからないようにアルミホイルやタオルなどで保護するようにしましょう。

エアコンの掃除頻度は?

夏場 2週間に1度はフィルター掃除
冬場 2週間に1度はフィルター掃除
使用頻度が少ない時期 1ヶ月に1.2回
内部の汚れが気になる場合 1年に1回分解洗浄

がおすすめです!

エアコン掃除をするメリットとは?

・健康を守る
・電気代を節約する
・エアコン本体の寿命を延ばす

この3つがあります!

健康を守る


エアコンのカビは健康に悪影響を及ぼします。

エアコンの掃除をしないと、内部にカビが溜まり、そのカビがエアコンの風と共に部屋に蔓延します。

そのカビを私たちが吸い込んでしまうと肺炎やアレルギーを引き起こすといった、健康に悪影響を及ぼす恐れもありますのでご注意ください。

電気代を節約する


エアコンにホコリが溜まると、フィルターが目詰まりを起こし、エアコンが効率よく働かなくなってしまいます。

そして、必要以上に負荷がかかり電力を消費するため、エアコンのお掃除をしないと、電気代が高騰してしまうことがあるのです。

定期的に掃除をすることによって、衛生面だけでなく高い節電効果も得られるのです。

エアコン本体の寿命を延ばす


節電効果と同じ話になりますが、動作に悪影響を及ぼすため、エアコン本体に負荷を与えることとなります。

エアコン問わず、車や家電製品でも同じことが言えますが、負荷を与えないことによりエアコン本体の寿命も長持ちします。

エアコンの掃除が必要なわけ!


主なエアコンの汚れは次の4つです。

ホコリ
花粉
タバコのヤニ
カビ

これらの汚れが蓄積してしまう場所は、主に「フィルター」や「ファン」などです。

掃除しないまま放っておくと、フィルターで受け止めた汚れが、エアコンの風とともに室内に放流されてしまいます。

またエアコン内部はカビが発生しやすい場所として知られています。

エアコン内部の気温は20℃〜30℃、湿度は90%に達することもあります。

このエアコン内部の環境が、カビが最も生息しやすい条件となっているのです。

そして、このカビによるアレルギー症状、抵抗力が弱い小さなお子さんや高齢者の場合には気管支喘息や肺炎のリスクなどにも繋がります。

カビの繁殖を防ぐためにも、定期的なエアコン掃除が大切です。

室外機の掃除は必要?


室外機は室内の熱を外に逃がす大事な役目をもっています。

外に設置するものなので、風雨にさらされても大丈夫なつくりをしていますが枯れ葉やゴミなどによって室外機のアルミファン部分が詰まってしまうと、風量が減少しエアコンの効きが悪くなったり、余計な電力を消費してしまったりします。

「ブーン」という音が普段より大きい、または「カラカラ」「コンコン」など異物が入っているような異音がする場合は、室外機に汚れもしくは異物が詰まっている可能性があります。

汚れがたまると、室外機に負担がかかり、余計な電気を消費します。

最悪の場合は、突然故障してしまうこともあります。

室外機を掃除することは、エアコンの電気代の節電にもなり故障リスクを減らせると言う事になります。

是非、室外機も一緒に掃除することをおすすめします。

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エアコンの掃除についての口コミ

まとめ

空気の汚れは目に見えないので、ついエアコンのクリーニングを怠りがちになってしまいます。

掃除をサボってしまうと、エアコンの効き目が悪くなったり、故障の原因にもなりエアコンの寿命にも関わってきます。

何より、汚い空気の中締め切った部屋で過ごすのは嫌なものです。

是非、まめにエアコンの掃除をして、きれいな空気の中でさわやかに過ごしましょう。

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