エアコンの掃除を洗浄スプレーでやってみる!そのやり方と効果や注意点などを紹介

エアコン掃除を簡単に市販の洗浄スプレーでやってみようと思っている方は多いと思います。

エアコン用の洗浄スプレーも色々な物が販売されていて、「どの洗浄スプレーが良いのか?」「エアコンのスプレー掃除は本当に効果があるのか?」「エアコンのスプレー掃除はどうやったら良いのか?」など色々と疑問もあるようです。

そこで、市販や通販の洗浄スプレーでエアコンを掃除するやり方に焦点を当て、エアコンに溜まったカビやほこりをエアコン用の洗浄スプレーで掃除する意外と簡単なやり方を動画も参考にしながら紹介します。

また、おすすめのエアコン洗浄スプレーなども紹介します。

長い間エアコンのお手入れをせずに放っておくと溜まったホコリやカビが繁殖してしまい、知らない内に臭いやカビ菌を室内中にまき散らしてしまいます。

エアコンの洗浄スプレーを使ってお掃除すれば、エアコンの汚れや嫌なニオイも一気にスッキリです!

キレイなエアコンを使用して、快適なおうち時間を過ごしましょう。

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エアコンの掃除をスプレーでするやり方と準備

準備するもの

・大きいビニール袋(養生用)
・雑巾(汚れや液だれ拭き用)
・ブラシ(エアコン内部汚れ落とし用)
・エアコン洗浄スプレー(フィン洗浄用)
・マジックリン(動画ではファンに使用していますが、エアコンのカバーやルーバーの洗浄用としても使えます。)
※ファンはファン用の洗浄スプレーの使用をおすすめします。
・スプレーボトル(水を入れて洗浄液と汚れを洗い流すのに使用)
・バケツ(養生のビニールから流れ落ちる汚水の受け皿)
他に用意する物
・掃除機
・養生テープ
・脚立
・プラスドライバー
・ビニール手袋
・使い古しの歯ブラシ
・マスク(ホコリを吸い込まないように)

エアコンの掃除をスプレーでするやり方

ここでは、うにゅくらぶさんが配信している「【エアコン掃除②】市販のエアコンスプレーを使って驚くほどキレイに?!自分でファンも掃除してみた!【100円ショップと家にある掃除道具ででき」の動画を紹介しながら詳しくやり方を紹介していきます。

エアコン洗浄スプレーを使う際は、必ず商品に記載されている使い方や注意事項をよく読んでから使うことが重要です。

はじめに、部屋の中にホコリをまき散らすことにならないよう、エアコンの表面や上の方に溜まったホコリやゴミを取り除いておきましょう。

①必ず電源を切りコンセントを抜きます。

できれば、電源をOFFにしパネルがとじ15秒以上経過後コンセントを抜きましょう。


コンセントを刺したままお掃除をすると危険です。

②エアコンのホコリなど拭き取ってからフィルターを外します。


右と左で形が違う場合があるので戻すときは間違えないようにチェックしておきましょう。

③前面のパネルとルーバーを外します。

エアコンの取扱説明書に従って取り外してください

取扱説明書を紛失してしまって手元にない方は各メーカーのホームページなどからエアコンの機種を選択すると取扱説明者が閲覧できます。

エアコン機種によって外し方に多少違いがありますので注意してください。


④ エアコンのカバーを外します。


⑤ 電機部分と周りを養生していきます。


⑥ エアコン下部の穴を塞ぎます。


⑦ ファン洗浄

いよいよ洗浄スプレーを使ってファンの洗浄です。

エアコンクリーニングでは、ファン掃除が特に難しいものです。

その理由として

・手や掃除道具が届きにくい
・裏側の掃除がしにくい
・隙間が多い

などが挙げられます。

ファンはエアコンの内部で回転して風を起こします。

筒のような形で、手前に見えている部分だけではなく裏側の見えない部分の掃除も必要になってきます。

その上、エアコンファンには小さな隙間が多く、カビが隠れていることも良くあります。

このようにエアコンファンは掃除がしにくい構造をしているため、徹底したクリーニングが難しい箇所といえますので注意してください。

少しずつファンを回しながら吹き出し口から洗浄スプレーをまんべんなく吹きかけていきます。


見えている部分全体に洗浄剤を吹きかけると同時にゆっくりとファンを回転させながらまんべんなくスプレーすることが重要です。


エアコンの洗浄スプレーでしたら1本使い切る感じです。

ただし、洗浄剤が不足しているようなら、状況を見て追加で噴射することが大切です。

ファン全体にスプレーし終わったら20分~30分ぐらい放置します!

続いてファンに吹き付け放置した洗浄液を専用の「リンス液」ですすいでいきます。

泡を消すイメージでリンス液を噴射していきましょう。


ブラシで汚れをかき出すなどしながら汚れが残らないようにしましょう。


泡が残ったまま終了してしまうと、結局カビの発生を促すことにつながるため、丁寧にすすぐことが大切です。

私の場合、リンスを使い切ってもまだ泡が残っていたので、加圧式ペットボトルスプレーを使って泡が見えなくなるまで洗い流しました。

リンスは洗浄後も洗い流さなくていい成分なのかもしれないですが、私としては洗浄後のエアコン内にリンスが残ることが気になったので、ムースの泡が消えた後もかなり入念に水で洗い流しました。

エアコンファン洗浄スプレーの紹介

カビッシュトレール エアコンファン洗浄剤

 

※Amazonより

特長
・洗浄の泡が垂れずにファンを包み込み、汚れを強力に浮かします。
・30分後すすぎ剤で洗い流せば真っ黒の汚れが付属のビニール袋に流れ出ます。
・これさえあれば嫌な臭いもさようなら、、、、。

エアコン用洗浄液の「くうきれい」

「くうきれい」は、エアコンクリーニングスプレーの中でも、利用者の多い商品です。

※Amazonより

特長
・ムースタイプの洗浄液とリンス液がセットになっていて、使い分けながらクリーニングを進めます。
・ムースタイプの洗浄液は、エアコンファンにとどまりやすく、流れ落ちにくいため頑固な汚れも除去しやすい。

しっかりと泡を洗い流してくれるリンス液は、刺激臭などがなく使いやすいものの、内容量が若干少ないと感じる使用者が多いです。
そのため、一箇所への使い過ぎには注意してください。

⑧ フィン洗浄

続いて洗浄スプレーを使ってフィンの掃除をしていきます。


フィンのホコリを掃除機などで吸い取ってからスプレーしましょう。



ファンの洗浄と同様、加圧式ペットボトルスプレーを使って泡が見えなくなるまで洗い流しました。

フィンの洗浄スプレーは洗浄後も洗い流さなくていい成分なのかもしれないですが、私としては洗浄後のエアコン内に洗浄液が残ることが気になったので、ムースの泡が消えた後もかなり入念に水で洗い流しました。

さて、エアコンのフィンってなに?という方も多いでしょう。

正式には熱交換フィンだとか冷却フィンだとか呼ばれるもので、エアコンの温度管理を担当する部品です。

ここに汚れが溜まるとエアコンの効きが悪くなり、電気代が跳ね上がるわけです。

エアコンの手前のカバーをあげてフィルターを外すと真っ先に見えるのがこのフィンです。

エアコンのフィン洗浄スプレー紹介

らくハピ アースエアコン洗浄スプレー 防カビプラス 無香性 [420mLx2本]

※Amazonより

特長
・スプレーするだけでエアコンを簡単洗浄。
・緑茶ポリフェノールと除菌剤を配合。
・すっきり消臭・しっかり除菌。
・エアコンのフィンに発生したカビの増殖を抑える。
(全ての菌やカビを除去するわけではありません。)
・フィンの奥まで洗浄できる、縦長ワイド噴射。

エアコン内部クリーナーシュ!シュ! 420ML

※Amazonより

こちらも界面活性剤やリンなどの刺激の強い物質が入っていません。
無香料、無害なもの。なんだか埃臭い、効きが悪い…という時はこれ1本でOKです。
超電水から生まれたエアコン内部のアルミフィン専用クリーナー。
成分は超電水クリーンシュ!シュ!とアルミを保護するケイ酸塩のみ。
超電水の除菌洗浄パワーとジェットノズルでアルミフィンの細部や奥まで汚れを落とすことで、洗浄・除菌・消臭が一度にできます。

TRUSCO αエアコンクリーナー 480ml ALPAIRC

※Amazonより

強力噴射で、フィン内部に浸透し、泡を発生し洗浄します。

⑨ エアコンカバーなど部品の取り付け


洗浄スプレーによるエアコンのファンとフィンの洗浄が終わりましたらエアコンのカバーやフィルターなどの取り外した部品を取り付けていきます。

⑩ 乾燥

エアコンを洗浄スプレーで掃除を行う上での注意点

換気をしながら使う

勢いよく洗浄液を噴射させるスプレーには、当然ガスが含まれています。必ず窓を開けて、風通しの良い環境で使いましょう。

換気をしないで洗浄スプレーを使うと、気分が悪くなる可能性もあります。

マスクやメガネ、手袋で体をガード

洗浄スプレーを使った際に、液が跳ね返って顔にかかる可能性があります。

慣れないうちはマスクやメガネなどで顔をガードしましょう。

また、スプレーの成分によっては素手で触らない方が良いので手袋も着用しておきましょう。

仮に目や口に洗浄液が入ってしまった場合は、水でしっかり洗い流し、必要であれば病院に行くようにしてください。

養生をしっかり行なう

エアコン洗浄スプレーを使用する際は、スプレーが掛かってはいけない部分や濡れると困る場所を養生しておくことが大切です。

電装部品(基盤)の養生をしっかり行ない、濡れないように作業しましょう。

電装部品にスプレーがかかると、故障の原因になります。同様にファン用の商品を使うときは、モーター側への養生をしっかりして洗浄液が入らないようにしましょう。

また、エアコンだけでなく、周囲の養生もしておくと良いでしょう。

汚水が床や壁に垂れると、掃除の手間が増えてしまいます。

ドレンホースからの排水を確認

洗浄スプレーを使ったら、ドレンホース(室外機の近くにある排水を出す管)から水が出ているか確認しましょう。

フィン用の洗浄スプレーを使うと、正常であればドレンホースから排水されます。

ドレンホースからの排水がないと、エアコン内部に水が溜まってしまい故障の原因になります。

ドレンホースが詰まっていた場合は、細い棒などで出口をほじってみましょう。

エアコンの掃除頻度は?

夏場 2週間に1度はフィルター掃除
冬場 2週間に1度はフィルター掃除
使用頻度が少ない時期 1ヶ月に1.2回

がおすすめです。

冷房と暖房で汚れ具合は多少違ってくるようです。

リビングで油煙を吸い込んだり、ホコリが舞いやすい寝室は使用頻度が低くても汚れが溜まってしまいます。

それを考慮しても最低でも1ヶ月に一回の掃除はしたい所です。

エアコンの掃除をする効果は?

① 電気代の節約

エアコンのフィルターの掃除によりホコリやゴミを取り除くことで、効率的な空気の循環が可能になり電気代の節約につながります。

② エアコンの効きも良くなる

エアコンのフィルターの掃除によりホコリやゴミを取り除くことで、当然エアコンの効き目もアップします。

③ 快適な空気の中で過ごせる

エアコンのフィルターの掃除によりホコリやゴミを取り除くことで、カビの繁殖も抑えられ空気の汚れを防ぐことができます。

④ エアコン内部を綺麗に保てる

エアコンのフィルターの役割はホコリやゴミをキャッチして中の冷却フィンが汚れないように保護しています。
そのフィルターを綺麗に保つことはエアコン内部のフィンを綺麗に保つことにつながります。

⑤ 子供やお年寄りに優しい

エアコンから吐き出されたカビの胞子を吸い込むと、アレルギーや肺炎を引き起こす可能性があるため、免疫の低い赤ちゃんやご高齢の方、アレルギー体質の方は特に注意が必要です。
エアコン内部やエアコンのフィルターを掃除することによって、それらを防ぐことができます。

エアコン洗浄スプレーと一緒に使うと便利な物

ショーワの「くうきれい エアコンファン洗浄剤 ( 養生シート付き)」

      ※Amazonより

この商品には養生シートが付いていて、すでに形成もされ両面テープも貼り付けられサイズも家庭用エアコンにピッタリなのでとても簡単です。
素材もポリ袋より頑丈なのでかなり安心して使えます。

エアコンファン専用ブラシのファンファン

                ※Amazonより エアコンファン専用ブラシのファンファン

エアコンファン専用の細長い形状が特徴のブラシです。
先端部分がモコモコなモップ状になっているため、カビはもちろんのこと細かいチリまでしっかり絡め取ることができます。
使用方法は非常にシンプルで、濡らして拭き取るだけです。
モップ状になっている部分は折り曲げることもできるため、適度な角度にすればファンに汚れを残してしまうこともありません。
さらに、清掃後真っ黒になったモップ部分は、水洗いだけで汚れを落とせます。
何度でも清潔な状態でエアコン掃除に活用できるため、お財布にも優しい商品です。

ペットボトル専用加圧式スプレーノズル

                 ※Amazonより
ペットボトル専用加圧式スプレーノズル

手持ちの空のペットボトルに水を入れてノズルを装着します。
たったこれだけで加圧式スプレーノズルになるため、万が一リンス液が足りなくなってしまった場合はこのスプレーノズルで洗浄液を洗い流すことができます。
エアコン掃除意外にも、水回りの掃除、洗車などのシーンでも活用できるため、使用用途が幅広いのが魅力です。
エアコンクリーニングはこまめに行うものではないので、せっかく専用商品を買ってもほとんど保管しっぱなしということが多いもの。
しかし、この商品なら活用シーンが多いためコストパフォーマンスは抜群といえます。

壁掛け用エアコン洗浄カバー


          ※Amazonより  壁掛け用エアコン洗浄カバー

エアコンクリーニングで忘れてはならない養生作業。
一般的には、防水シートを床に敷いたり、ビニール袋でエアコンの吹き出し口周辺を養生したりすることが多いようです。
しかし、こうした自己流の対応では、養生が十分ではないことも多く、水漏れで部屋を汚してしまうことがあります。
そんな問題を解消してくれるのが「壁掛け用 エアコン洗浄カバー ホース付き」です。
エアコン全体を覆うようにして養生するため、作業中に汚水が周辺に飛び散ってしまうことがありません。
そのうえ、吹き出し口から流れ出る汚水が専用のホースを伝って流れ落ちるような構造になっています。
汚水が溜まる度にビニール袋を取り換える手間もかからないというメリットがあります。

エアコン掃除を洗浄スプレーでやった事についての口コミ

まとめ

エアコン洗浄スプレーは、手軽にエアコンの掃除ができる便利なアイテムです。普段からお手入れをしておけば汚れもたまらず、快適にエアコンを使うことができます。シーズンの始めや終わり、大掃除の際にぜひ使ってみてください。

また、長年掃除していないエアコンなどは、洗浄スプレーでは汚れが落としきれず、嫌な臭いが取れないこともあります。

そういうときは、専門の業者にお願いするのも手です。

エアコンの掃除は初めてだとハードルが高いと思いますが、やり方を覚えてしまえば誰でもできる作業です。

今回ご紹介した内容を参考に、ぜひチャレンジしてください!

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