横浜鶴見の杜に建つ曹洞宗大本山總持寺には、毎年初詣に大勢の人々が訪れます。
2022年のお正月には、初詣に出かけようと思っているけど新型コロナの感染も怖いし、あまりにも混雑し過ぎは避けたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
最新のコロナ対策に加え、混雑状況やアクセス方法もご紹介します。
新しい一年をあなたはどんな年にしたいと思っていますか?
年始めの初詣でご利益を授かって1年のはじめをフレッシュな気持ちでスタートさせましょう。
横浜 總持寺の2022年初詣コロナ対策
總持寺では、12月現在以下のような対応を行っています。
初詣に関しての具体的な言及はありませんが、分散参拝を呼び掛けているようです。
神奈川県の緊急事態宣言は解除されましたが、本山では以下の対策を継続していくことといたします。お墓参りや年忌法要のご参列は可能ですが、その際には感染予防対策をおこなってください。皆さまには引き続きご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞ御理解・御協力をお願いいたします。予定されている行持
・参禅会、拝観、写経会、月例法話会は引き続き中止いたします。・参拝団、参禅会、研修会などの受け付けを中止いたします。・報恩婦人会・梅花講は中止いたします。・観音諷経、地蔵諷経、三宝荒神の各例祭・大祭への参列はご遠慮願います。・三宝殿での祈祷は行ないますが、参列はできません。祈祷したお札を送付いたします。・放光堂での年忌法要は、三松閣四階大講堂に変更となります。
・大祖堂や三松閣で行われる年忌法要への参列は検温・消毒・マスク着用をお願いいたします。
※總持寺ホームページより引用
横浜 總持寺のご利益
無病息災などのご利益があるとされています。
昭和の大スター石原裕次郎さんのお墓もあり芸能関係者なども訪れ、パワースポットとしても有名です。
初詣の混雑状況
例年三が日で約10万人の参拝客が訪れると言われています。
大晦日の年越しの夜には、全長3.7メートル・重量19トンと関東一の大きさを誇る大梵鐘を参拝客も打つことができ、特に混雑します。
この大梵鐘の音とともに新年のご祈祷が始まります。
そして、例年の三が日の初詣には、仏殿まで長い列ができるほど参拝客が訪れます。
100m以上の長蛇の列だったという情報もありました!
1時間以上は、並んだという声もありました。
年越しから元旦の2時過ぎくらいまでもとても混雑し、三が日は特に日中の混雑がすごいということですので、混雑を避けて参拝されたいという場合は、早朝もしくは夕方から夜間に行かれる方が混雑も緩和されるはずです。
2022年の初詣は、特に密を避けて三が日を外して参拝に行かれることをおすすめします。
アクセス
電車の場合
JR京浜東北線[鶴見駅]西口より徒歩(約7分)
京浜急行線[京急鶴見駅]より徒歩(約10分)
京浜急行線[花月総持寺駅]より徒歩(約10分)
車の場合
東京方面より首都高速横羽線[汐入]出口より約15分
横浜方面より首都高速横羽線[生麦]出口より約10分
※曹洞宗大本山總持寺の駐車場がありますが、年末年始・その他行持の時は利用できない日がございますのでご注意ください。
駐車場
所在地
〒230-8686 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
TEL 045-581-6021 FAX 045-571-8221
地図
曹洞宗大本山總持寺について
曹洞宗は大本山を二つもっています。
福井県にある永平寺と、横浜市にある總持寺です。
ちょうど、私達が父と母の両親を持つように、道元さまの永平寺と、瑩山さまの總持寺を両大本山とお呼びします。
道元さまが正しい仏教の教えを中国より日本に伝えられ、道元さまから四代目の瑩山さまが全国に広められ、曹洞宗の礎を築かれました。
瑩山禅師によって開創された大本山總持寺は、13000余ヶ寺の法系寺院を擁し宗門興隆と正法教化につとめ、能登に於いて570余年の歩みを進めてまいりました。
しかし、明治31年(1898)4月13日夜、本堂の一部より出火、フェーン現象の余波を受け瞬時にして猛火は全山に拡がり、伽藍の多くを焼失してしまいました。
明治38年5月、本山貫首となられた石川素童禅師は焼失した伽藍の復興のみでなく、本山存立の意義と宗門の継承を決意し明治40年3月に官許を得、明治44年(1911)に寺基を現在の地に移されました。
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