敬老の日は、国民の祝日の1つですが、
「敬老の日って誰に何をするのかわからない…」
「おじいちゃん、おばあちゃんに何を贈ったら良いのか分からない…」なんて思っているうちに気が付いたら敬老の日が過ぎていた、なんて経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「敬老の日」について少し気になったので調べてみることにしました。
また、敬老の日に何を贈ったらよいのか毎年悩んでしまうという方のために、喜ばれるプレゼントもご紹介します。
敬老の日とは?
国民の祝日に関する法律(祝日法)では「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日を敬老の日と定めています。
そして、長い間、社会の為につくしてきた高齢者を敬い、長寿を祝うとともに、高齢者の福祉について関心を深め、高齢者の生活の向上を図ろうという気持ちが込められています。
2021年の敬老の日は、いつ?
敬老の日は、毎年9月の第3月曜日となっています。
2021年は、9月20日が敬老の日となります。
ちなみに、2021年以降の敬老の日は次のようになっていますので、参考になさってみて下さい。
2023年9月28日
敬老の日の起源
敬老の日の起源は正確にはわかっていないそうですが、言い伝えとしていくつかの説があります。
始めは「としよりの日」だった?
現在の敬老の日の由来は、1947年兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町)の門脇政夫村長が提唱した「としよりの日」が始まりとされています。
当時、村では「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という主旨のもと、1947年から農閑期に当り気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」と定め、敬老会を開くようになりました。
これが1950年からは兵庫県全体で行われるようになり、1954年には国民の祝日として制定され、全国で祝うようになりました。
しかし、「としより」という呼び方はどうにかならないか?ということで各方面から異議が起こり、「老人の日」にいったん改名されました。
1966年に「敬老の日」という名称に
やがて「国民の祝日法」が改正されることとなった1966年、「建国記念の日」「体育の日」と共に国民の祝日と制定された際に、老人の日という言葉もイメージがよくないことから現在の「敬老の日」と名称が改められました。
その後、2001年(平成13年)にハッピーマンデー制度の施行に伴い、それまで定着していた「9月15日」から、「9月の第3月曜日」への日程に変更しました。
9月15日を含む1週間が「老人週間」となっていることを知らない人も多いと思いますが、実は現在、9月中旬には敬老の日、老人の日、敬老週間があるという複雑な状態になっています。
敬老の日のプレゼントはどういうものが喜ばれるの?
敬老の日にお祝いされる側、つまりはおじいちゃんやおばあちゃん世代の方に「敬老の日に貰って嬉しかったものは?」と尋ねると、約20%の方が「家族との外食」と答えているようです。
また、旅行や電話、手紙など、物を貰うよりも直接会ってどこかへ出掛けたり、声を聞いたり、心のこもった手紙を貰うのが嬉しいと答えている方が多いようです。
しかし、おじいちゃんやおばあちゃんをお祝いするために、一緒に食事や旅行に行きたくても諸事情でそれが叶わない場合もあります。
そのような時は、花をプレゼントすることをお勧めします。
実は、敬老の日に貰って嬉しいものの2位は「花」となっており、喜んでもらえる確率の高いものとなっています。
花ギフトやスイーツとセットもの、和菓子・洋菓子などのスイーツギフト、お酒なども人気のようです。
さらに健康グッズを送っている人もいるようです。
「小さめのブーケや、スイーツとセットになっているギフトは、楽しんだら捨てられるのでお家の邪魔にもならない」など、貰う側を気遣ってプレゼントを選ぶ人が多いようです。
また、食べ物は好みや体調に合わせてプレゼントを選ぶのがよさそうです。
まとめ
2021年の敬老の日は9月21日(月)です。
敬老の日は、おじいちゃんおばあちゃんの誕生日とはまた違った、尊敬の気持ちを表す日となっています。
普段はなかなか会えないという方も、この機会に是非、おじいちゃんおばあちゃんに会いに行って感謝の気持ちを伝えてみましょう。
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