喪中見舞いの送り方や書き方を例文と合わせて紹介!知っておきたい新しい日本の風習

喪中見舞い」は、喪中はがきなどの訃報に対するお悔やみを伝える手段で比較的新しいお悔やみの方法です。

大きな特徴は「送る時期に決まりがない」ことで、はがきでの返信はもちろん、香典や線香などのお供え物を添えて送ることもできます。

新しい風習なので、送り方はどうすればいいのか?

どのような内容を書けばいいのか?分からない方も多いと思います。

そこで「喪中見舞い」の送り方書き方について調べてみました。

参考にしてみてください。

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喪中見舞いの送り方は?


喪中はがきを頂いたら、年が明けるのを待つより訃報を知った時点で一刻も早くお悔やみ申し上げたいと言う多くの声を受けて、最近では、すぐに返事を書くことができるよう「喪中見舞い」という新しい風習が誕生しています。

基本的に「喪中見舞い」は、喪中の方に対しての心遣いをはがきに託して送るものなので特に決まり事はありませんが、相手が喪中であるためお祝いムードを避け、シンプルにまとめるのがマナーです。

はがきでの返信、香典や線香などのお供え物を添えて送る方法や花とメッセージを添えて送る方法など送り方は色々で特に決まり事はありません。

喪中見舞いはがき」だけを送る方法もありますが、香典を送る際は、現金を入れた不祝儀袋と喪中見舞いの手紙を「現金書留の封筒」に同封して郵送します。

※香典の相場は地域の慣習や故人との関係性により、3,000円~で、新札は使いません。

住所と氏名を不祝儀袋、現金書留の封筒の両方に記します。

手紙は白色の便箋一枚を用い薄墨で書くことをおすすめしますが、特にこだわらなくても大丈夫です。

また、お供え物を添える場合は、3,000円から5,000円ぐらいが喪中見舞いのお供え物の相場といわれています。

熨斗は、「喪中御見舞」「御供」の表書きで結び切りのデザインのものを選びましょう。
ご不幸から四十九日までは「御霊前」、四十九日の忌明けからは「御仏前」も使えます。

※「喪中御見舞」「御供」はどちらにも使えます。

喪中見舞い」をお送りする時は、はがきは通常の白紙のものか淡いグレーやブルーの寒色のデザインがおすすめです。

また、普通切手(62円)は、弔事用としてカラフルでない花の切手があるので、そちらを使うとよいでしょう(弔事用62円普通切手花文様)。

弔事用切手は、仏事案内やお悔やみの手紙など、弔事全般に使用できます。

喪中見舞いとは?送り方や時期とマナー!知っておきたい新しい日本の風習
最近、喪中はがきをいただいたら、「寒中」を待たずに、すぐに返事を書くことができるよう「喪中見舞い」という新しい風習が誕生...

喪中見舞いの例文


喪中見舞いは、喪に服している相手を気遣いつつ、大切な家族を失われたご遺族に対しお悔やみの気持ちを伝えるためのものです。

喪中ハガキを出した側にすれば、その返事が来ることには驚きつつも、とてもありがたく感じるものです。

そのためきちんとした喪中見舞いの書き方をマスターし、喪中の知らせを受け取ったら、返事を書けるようにしておきたいところです。

喪中はがきの基本的な文章の組み立て方をご紹介します。

▼次の順で文章を作るとスムーズです。

① 題字、もしくは、あいさつ状(喪中はがき)をいただいた御礼
喪中お見舞い申し上げます。(題字)
ご丁寧なご挨拶状をいただきありがとうございます。
② お悔やみの言葉を書く
○○様の訃報に接し、驚いております。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
○○様が亡くなられてから△ヶ月になりますね。
徐々にではありますが、寂しさが和らぐこと心よりお祈り申し上げます。
③ 最後に相手を気遣う言葉を書く
どうぞお身体を大切に、新年をお迎えください。
寒さ厳しき折、どうぞご自愛くださいませ。
いつでも連絡をくださいませ。
④ 喪中見舞いを出した年月
(ひとマス空けて)(元号)●●年・●月

年賀状を送り合う間柄の場合

喪中お見舞い申し上げます。
年賀欠礼のお知らせをいただき大変驚いております。
遅ればせながら謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
服喪中でいらっしゃいますので年頭のご挨拶控えさせていただきます。
どうぞお体に気をつけて新しい年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます。
(元号)●●年・●月
ご丁寧なご挨拶状をいただきありがとうございます。
お手紙を拝見して、はじめて○○様のご逝去を知りました。
お悔やみも申し上げず失礼いたしましたことをお許しください。
遅ればせながら、○○様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
お気を落とされていることと存じますが、どうぞお身体を大切に、新年をお迎えください。
(元号)●●年・●月

友人や同僚のご両親やご親族の場合

喪中お見舞い申し上げます。
本日、年賀欠礼のお知らせをいただき、お父様のご他界を知り大変驚いております。
存じませず失礼いたしましたことをお許しください。
遅ればせながらお悔やみ申し上げ、お父様のご冥福をお祈り申し上げます。
お寂しい年の瀬をお過ごしかとは存じますが、お体にお気をつけ、心穏やかに過ごせますことをお祈り申し上げます。
(元号)●●年・●月

友人や同僚の場合

この度はご丁寧なご挨拶状をありがとうございました。
〇〇様が亡くなられてから△ヵ月になりますね。
徐々にではございますが寂しさも和らげばと心よりお祈り申し上げます。
喪中でいらっしゃいますので新年の挨拶は控えさせていただきます。
□□様におかれましてはお体にお気を付け新年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
(元号)●●年・●月
喪中お見舞い申し上げます。
○○様が亡くなられてから△カ月になりますね。
とはいえ、ご家族様はさぞかしご心痛の日々かとお察し申し上げます。
何かお役に立てることがあればと存じます。
いつでもご連絡ください。
新年が穏やかな年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
(元号)●●年・●月


故人との関係性に触れ、生前の交流の想い出や感謝を記すこと、また遺族を気遣う文言が入っていれば問題ないと思います。

上司や目上の人なのか、友人だったのかによって表現は微妙に変わってきますので、例文を元に言葉を足したり引いたりすることで、うまく作り上げられます。

例文を元に、故人に対する想いが伝わるような喪中見舞いを作成してみてください。

喪中見舞いのマナーは?


喪中見舞いは、近年の家族葬の増加により喪中はがきでご不幸を知ることが増えてきたこと、それにより香典をお渡しする機会がないことへの新しい対応として誕生したものです。

葬儀をだいぶ過ぎているタイミングの場合、香典返しといった「相手のお返しの手間や費用」を考えると、香典や品物は送らず手紙(またはハガキ)を送るだけでも良いと思います。

相手の負担にならないか、配慮して方法を選ぶのもマナーのひとつかと思われます。

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言葉のマナー

頭語(拝啓・復啓など)や結語(敬具・拝答など)は不要です。また、賀詞といわれるおめでたい言葉(賀正・迎春・おめでとうございます、など)も避けます。

また、励ましてあげたいという気持ちから、「頑張って」や「元気を出して」などの言葉、アドバイスのつもりで書く「早く忘れて」「(くよくよしては)故人が悲しむ」などの言葉も避けましょう。

悲しい気持ちを否定せず寄り添い、体を気遣う言葉や故人の思い出を共有するような言葉選びを心がけてください。

時期のマナー

喪中はがきはその内容から訃報を知らせるものと感じますが、本来は「喪中につき年始の挨拶を控えます」という欠礼状です。

と言うことから、喪中はがきに対して返信するものはなく、寒中見舞いとして時候の挨拶に変えていたのが今までの風習でした。

そこで、喪中はがきは年賀状を出し終える12月半ばより以前に届く場合が多く、寒中見舞いを出せる年明けまで半月以上空くことになってしまうことから、それよりも先にお悔やみを伝えるツールとして喪中見舞いが誕生したものです。

送る時期に決まりこそありませんが、誕生の背景を考えると「喪中はがき」を受け取ったら年末までには届くよう送ることが望ましいと考えます。

まとめ

喪中見舞いはお悔やみを伝える新しいツールです。

まだ馴染みの薄いものではありますが、喪中はがきを受け取ってからすぐに気持ちを伝えられるので、送る側、受け取る側双方の気持ちに寄り添ったものとも言えると思います。

一般的にははがきで送られますが、身近なメールやSNSを使うこともできますし、ご紹介したようにお供物を送ることも可能です。

故人とご遺族を思い、相手の負担にならない方法でお悔やみの気持ちを伝えることが何よりも大切かと思います。

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